同人誌即売会そのもの

コミックキャッスル2005」がやってしまったこと(同人誌生活文化総合研究所
>ネタ元:RinRin王国
http://www.st.rim.or.jp/~nmisaki/event/event.html#Castle

みつみ美里vs池上茜

こんな構図になってたとは・・・。本文にもあるが、流石に申し込みしてきた方を切り捨てたってのは主催者としては一番やってはいけない禁忌(タブー)。この選択は単にイベントとして有名になりたかっただけとも受け取れなくも無い。もしも自分が排除された立場であったなら、次回に招待依頼があったとしても受け入れる事はありえない。一度コケにされたものに誰が参加できるというのか。

正直な所、企業が絡む同人イベントは余り良い印象を持たれているとは言い切れない。もちろん、ちゃんと共存しているものもあるが、とあるイベントでは企業側に人が集まっても同時開催の同人イベント側が閑古鳥状態だったという事例もこの目で目にした。後日、そのイベントのサークル参加者から「次は参加したくない・・・」といった悲しい意見を見た記憶もある。ひとつのイベントが原因で、同人誌即売会そのものへの参加を戸惑わせるような事態になってはいけない。

今まで長年続いてきている即売会は単に大手サークルが参加しているからだけではないはず。運営側の頑張りと参加者側との意思疎通が出来てきたからこそ、開催中止に追い込まれるような大きな問題も表面上に出てくることは無かったといえるのではないだろうか(大なり小なり何らかのトラブルがあったのは間違いないとは思うが)。

このコミックキャッスルの場合はその意思疎通が疎かになり、企業側とも参加者側ともやり取りがちぐはぐになってしまった結果、表面上は成功したように見えても内面では様々な問題を残す結果になったといえる。おそらく、次回の参加者が激減するという可能性は非常に高い。信頼できないイベントよりも昔から続くイベント(この場合はサンクリ)の方が安心できるだけに、参加者が流れるであろうという予測は容易につく。もし、参加者激減で企業側(ブロッコリー)が「これではダメだ」と判断した場合、イベントそのものの存続にも関わってくる事になるはず。

本当に生き残れる即売会以外はいずれ淘汰されていくことになるんだろうか。