生き恥を重ねるな

ミンチ偽装、社長らの詐欺罪立件も視野 道警(asahi.com)
安売りしろと言う消費者だって悪いんだ」と責任転嫁を繰り返したこの社長の頭の中を覗いてみたいものだ。自分たちがしでかした大罪を「俺シラネ」みたいな態度を取る様では反省の色がないと判断されても仕方が無い。

否認から一転認めたあの記者会見の長男の発言が無ければ、下手すれば社長らの手によってもみ消されていた可能性だってゼロではないだろう。工場長やらを口封じのために解雇するなど、あの社長ならばやっていたのではないだろうか?
長男の会見中に無理やり割り込み「息子は疲れているから会見は中止する」と言わんばかりに報道陣を押し返すなど、事実隠蔽をしようとしているのではないかと思いたくなるような行動すら起こしていた。

今放送している情報番組内で報道された内容にも

社長自ら偽装牛肉の指示をしていた資料があり、それを元に「偽装ミンチ」によるレシピをお肉屋さんで再現していただきました。

と実際に指示されていた内容で実物を作成して検証されていたのを見て、もう呆れて言う事も見当たらなくなった。消費者はこの会社に騙され、コケにされていた訳である。「馬鹿な消費者なら騙せるだろう」という前提が無ければ、このような問題行為を会社のトップが容認するとは考え辛い。それだけのリスクを負えば内部告発のリスクも抱える事になるのだから。

食肉業界自体への不信を植え付けてしまった今回の事件の責任は果てしなく重い。