DHC-8の安全性

昨日の高知空港胴体着陸となった、ボンバルディア社「DHC-8」型機。Wikipediaで該当する記事を調べてみると日本国内だけでも相当数のトラブルや事故が出ている様子。

その中から該当部分を引用させて頂く。

エアーニッポンネットワーク日本エアコミューターが導入したSeries 400(DHC8-400型機)でトラブルが度重なり問題となっている。主脚を格納する油圧系統の動作不良、油漏れが相次いだほか、設計ミスによる配線不良や電子機器の故障が発覚、機体整備による欠航や離陸後に引き返す事例が多発した。事態を重視した国土交通省は、2006年6月にカナダ政府及びボンバルディア社に対して異例の改善要求を行っている。

・(2005年〜2006年にかけて機器の表示エラーや格納不能などで多数のトラブルが発生しているが非常に多い為省略)
・2007年3月6日に、全日本空輸 (ANA) 1653便(国内線・伊丹空港 - 佐賀空港)で、離陸後に警告灯が消えないというトラブルがあり、伊丹空港に引き返した。
・2007年3月13日には、同社1603便(伊丹空港 - 高知龍馬空港、JA849A)で、着陸準備に際して前輪が出ないというトラブルがあり、同日午前10時54分、高知龍馬空港に主脚だけでの着陸を試み成功した。当時、乗員4人・乗客56人が搭乗していたが、負傷者はなかった。

専門家ではないので「原因はこれだ」と断定は出来ないが、搭乗するという事は航空機(とパイロット)に命を預ける形になるだけに、徹底的に原因究明と問題が発見された場合の改善を対処してもらいたいもの。

(参考)
ボンバルディア機、エンジンから煙 北海道中標津空港(asahi.com)
全日空機、前輪下りぬまま胴体着陸 高知空港(asahi.com)
>今回と同型機ではこれまで2件、前脚や主脚が出ないトラブルが発生。1件は06年2月、中部空港から松山空港に向かっていたエアーセントラル機、同5月6日も大阪から新潟に向かっていた同社便で、すべての脚が出なくなった。いずれも手動操作で脚を出して着陸していた。