軍事政権は滅びる運命にあって欲しい

ミャンマーで邦人ジャーナリスト・長井健司さんが死亡(Yahoo!ニュース)

ついに日本人からも犠牲者が出てしまう結果となったミャンマー国内デモ鎮圧事件。軍事政権下のテレビ放送では「必要最低限の発砲〜」などと報道していたらしいが、取材していた日本人ジャーナリストを口封じと言わんばかりに発砲したミャンマー軍兵士の姿は映像(画像)として残っていた。これを見て貴方は何を感じただろうか?

軍事による政治は死と流血しか生み出さないという事をまだ認めようとしないのか。アウン・サン・スー・チー氏の事件もそうだが、数年前からミャンマーの軍事政権は財政難にあり、政権崩壊の危機から来る焦りが今回の事件を生む原因になったと思われる。現地では電話が盗聴されたり、マスコミが宿泊しているホテルに強制的に部屋を粗探しするなど(軍に不利となる証拠隠滅の為か)情勢は悪化の一途を辿っていると言っても間違いではない。

これを期に国際情勢がミャンマーの軍事政権に対して強い姿勢を示し、完全な民主化に持っていかなければミャンマーの未来はありえないが、中国とロシアが難色を示しているなど(両国ともミャンマーの軍事政権に対してパイプラインを持っているといわれている=武器輸出入の関係)国際間での足踏みが乱れているのも事実ではある。

このまま行けば北朝鮮と同じような運命を辿る可能性は否定できない。